オルゴール - 吉田真里子

词：川村真澄

曲：広谷順子

私の大切な思い出を

そっとこ箱に沈めます

独りぼっちじゃ 可哀想だから

私のいちばん好きな 歌を添えてね

悲しい時も 嬉しい時も

すぐに取り出せるように

遠い異国の 長い文字の跡

今 確かめるの

木箱の中に 銀のオルゴール

そして 手紙がひとつ

渚まで 誰も合わずに行ける

カーディガンはおり

髪も濡れたまま 歩きながら

手紙の封を切る

「飾りの蓋を そっとあけてごらん」

やさしい言葉は あのかたね

ひとりになって 忘れたことなど

一日もなかったわ

風に負けない 揺れるメロディー

すこしせつないワルツ

ホラ 犬が砂を蹴って走るわ

ボートにもたれ

途切れそうな音 ただ聞くけど

さらって行くのは 風

泣いてはダメよ 波が冷たくても

素足でゆくこと 決めたなら

もいちどゆっくり

ネジを巻いたなら

お願い 見守ってね

「飾りの蓋を そっとあけてごらん」

やさしい言葉は あのかたね

ひとりになって 忘れたことなど

一日もなかったわ

泣いてはダメよ 波が冷たくても

素足でゆくこと 決めたなら

もいちどゆっくり

ネジを巻いたなら

お願い 見守ってね

So sweet melody