アナクロニズム - Luna&ねんね

*Luna

ねんね

专辑:《アナクロニズム》

更新时间:2025-05-20 19:40:24

文件格式:flac

网盘下载

アナクロニズム - Luna&ねんね 歌词

*Luna、ねんね - アナクロニズム

作词:*Luna

作曲:*Luna

Mix:はるお

入道雲が遠い遠いどこか

雨を落としていた

電源を落とすと不意に映った

青空と雲はもう輪郭を帯びてた

手のひらに収まってしまうような

無機質な僕の毎日は

めまぐるしくってなんだか見失いそうだ

流れる雲は空を泳いで

どこから来たの

どこへ向かうの

頭の中浮かんではまた

消えてしまいそうだった

必要のないものばっか溢れて

どこかの誰かの綺麗な思い出が乱反射して

そんなの無くたって僕らは

笑えてたはずなのに

夕凪に刺す夜風が

淀んでいた僕を穿った

陽炎の向こうで光る世界を夢見てた

立ち止まって時々思うんだ

結局僕は何に触れて何で笑って何を思って

どれくらいちゃんと今を生きていたろう

夕立の近づく匂いと

砂浜につけた足跡とか

夏の音で目覚める朝も

ここにある今だった

大切じゃないものばっか溢れて

どこかの誰かと気付いたら同じになっていて

8月の空はいつでも

変わっていく僕らを

何も無かった夏にまた

連れ出してくれそうだ

突き抜ける青が届かなくなって

橙に染まった雲は溶け

また過ぎていくけど

あぁ僕たちの夏は

退屈しのぎなんかじゃなかったよな

大切なものってなんだろう

今この場所でしか見れないものって何だろう

そんなの見つからないかも

それでも忘れずにいたい

なんとなくじゃない今を

今を望んで生きていたい

そうやって

目の前にしかない今を集めて

どこの誰にも負けないくらいに燃やしていたい

ちゃんとその目で見てよ

手を伸ばして触れてよ

顔を上げて歩いてよ

Uh…

そんなの無くたって僕らは

笑えてたはずなんだ

夏の夜風が心地よくって

それだけで幸せだなって

思ってしまう僕は...