エレクトリック・サーカス

Thee Michelle Gun Elephant 2005-07-01

专辑简介

多くのファンやジャーナリストの意見がそうであるように、律儀なバンドである。ラストライブのまさにその日にドロップされたこのシングルは、決して解散の理由をほのめかしたりはしないけれど、バンドはライブでも見せたようにそのエンジンを止めたというより、焼ききった。 そして、チバはこのタイトルチューンで決して終わりを歌っているのではないのだ。解散という事実と彼の目に見えている、その先。ラストライブでこの曲がプレイされた瞬間に、ぐっと感傷モードが入ったことはずっと忘れないだろう。カップリングの「デビル・スキン・ディーバ」の黙示録的な淡々とした不気味さも併せて、ヤツらは「オマエはどうなんだよ?」という問いを残して去った。本当に律儀だ。(石角友香) (1)は最近の彼らの魅力のひとつであるキラキラしたサイケデリック感覚を内包した佳作。ポップでありつつディープになっていったその曲に続いて張り詰めた(2)も聴くと、もしかしたら爛熟したゆえの終結かもしれないと思うのだ。最終章にふさわしいCDである。
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