TSURU（Vo.）、勝田欣也（G.）、川崎テツシ（Ba.）、小菅淳（Dr.）の4人から成る青春パンクバンド、スタパンことSTANCE PUNKSの初のフルアルバム。 1998年、下北沢を拠点にバンド活動を開始し、以来ライヴは常にSOLD OUT。2001年にリリースした1stミニアルバム『STANCE PUNKS』でオリコンチャート8位に踊り出るなど、密かに噂になっていた彼らが放つ音楽は、意志をもった心に響く歌詞、疾走感あふれるリズムなど、かなりの部分でブルーハーツを彷彿とさせる。そういえばTSURUの声もどことなくヒロトに似ているし、トラック名にいたってはさらに色濃くブルーハーツの影響が見られるようだ。（たとえば「夢追狂の詩」は「少年の詩」「終わらない歌」、「ロクデナシの空に」は「ロクデナシ」に由来するかと思われる） 本作はオリコン初登場で12位にランクイン。モンパチに続き、インディーズを超えてメジャーチャートを揺るがす存在となることは間違いないだろう。